普段何気なく使っている鉛筆に注目してみた!

f:id:arimurasaji:20170322214119j:plain

みなさま、鉛筆ってご存知でしょうか?

おそらく日本人ならほぼ100%の確率で知っているものでしょう。

そんな知名度抜群の鉛筆ですが、いまいち注目度がない気がします。

あまりにもあるのが当たり前すぎて誰も注目しないのでしょう。

そこで私の出番です。

そんな知名度はあるのに日の光を浴びていない鉛筆について真剣に考えてみることにします。

 

鉛筆ってなんで鉛筆って書くの?

鉛筆って実は鉛は使われておりません。

黒鉛が使われております。

黒鉛にも鉛という文字が入っていますね。

しかし、黒鉛にも鉛は含まれていません。

どうやら昔々には黒鉛に鉛が含まれていると思われていたため、その名残で今でもその名称が使われているようです。

元素分析の結果、黒鉛は炭素のみからできているということがわかったようです。

いやわかった時点で改名しようよって感じですよね。

名称が鉛筆では誤解を招くばかりです。

せめて黒筆とかにしましょう。

 

なぜ鉛筆は六角形が多いのか?

どうやら転がらないため、持ちやすいためだそうです。

案外普通の答えが返ってきました。

完全に実用性を考えた形だったわけですね。

親指、人差し指、中指の三本の指で支えないといけないため、3の倍数である6が採用されたそうです。

さすがに三角形だと転がりはしませんが持ちにくそうですもんね。

逆に九角形にしてしまうと転がりやすくなってしまう。

だから転がりにくさと持ちやすさが両立できる六角形が採用されたみたいです。

あの形にも大きな意味が隠されていたのですね。

 

HBとか2Bとか同じ黒鉛を使ってるはずなのに何が違うの?

鉛筆ってHBとか2Hとか4Bとかいろいろな硬さのものがありますよね。

でもなんで同じ黒鉛を使っているのに硬さが違うのでしょうか?

調べてみるとねんどが混ざっているということがわかりました。

黒鉛とねんどの割合で硬さを制御しているようです。

ねんどが多いと硬くなり色は薄くなるそうです。

逆に黒鉛が多くなると柔らかくなり色は濃くなるそうです。

みなさんこの事実知ってましたか?

私はねんどが混ぜられていたなんて初めて知りました。

 

なぜ中学生くらいから鉛筆はシャーペンにその座を奪われるのか?

小学生までは鉛筆を使っていたのに中学生になるとみんなシャーペンを使い始める!

こんな経験ありませんでしたか?

シャーペンに浮気されてしまい鉛筆さん可哀想です。

なぜシャーペンに浮気されてしまうのでしょうか?

鉛筆は削るのが面倒くさかったり、書き続けていると芯が太くなり細い字が書けなくなってしまうといった問題を抱えています。

しかし、シャーペンはどちらの問題も発生いたしません。

つまりシャーペンに欠点はないのですよ。

美人なのに性格がいいみたいな感じです。

はい、鉛筆さん勝てる要素がありません。

でも、そんな高性能なシャーペンをなぜ小学生では禁止されていたりするのでしょうか?

なんと株式会社トンボ鉛筆のホームページに書いてありました。

鉛筆についての雑学 | トンボQ&Aカテゴリ | 株式会社 トンボ鉛筆

子供にとって筆圧を調整するのは難しく、強い筆圧ではすぐに折れてしまうからってのが主な理由みたいです。

確かにシャーペンを使い始めた時って力の加減が難しくてボキボキ折っていた気がします。

 

鉛筆を販売しているメーカーってどれくらいあるのか?

鉛筆を販売しているメーカーがどれくらいあるのか調べてみると、何やら怪しい組合を発見しました。

その名も”鉛筆組合”!

鉛筆扱ってる会社なんて少ないだろうとなめていましたがこの組合には30もの企業が参加していました。

鉛筆業界恐るべし。

日本鉛筆工業協同組合ボクも!ワタシも えんぴつ大好き

 

鉛筆業界のトップはどこ?

ではそんな数ある企業の中でトップを走るのはどこなのでしょうか?

答えは三菱鉛筆です。

三菱鉛筆は鉛筆のシェアの62%だそうです。

三菱鉛筆の発行している論文?に書いてありました。 

http://keio-marke.com/_userdata/2013mitaron%20mitubishi.pdf

鉛筆シェア2位が23%でトンボ鉛筆です。

たしかに鉛筆って三菱のイメージがありますね。

だってトンボ鉛筆の鉛筆ってこんな感じのものですよ。

f:id:arimurasaji:20170323203720j:plain

あまり見たことなくないですか?

三菱鉛筆の鉛筆のほうがなんかなじみがあります。

私だけでしょうか?

 

 

電子機器が発展したこの時代で鉛筆は生き残れるのか?

近年、パソコンやスマートフォンが普及したおかげで文字を書く機会が減ったかと思います。

紙に書くよりも楽だし、保管場所を取らないしで結構有能です。

コピペもできるしw

でも盗作はだめですよ!

特にレポートとか卒論とかw

こんなデジタル時代に鉛筆は生き残ることができるのでしょうか?

こちらのグラフをご覧ください。

このグラフは年ごとの鉛筆の生産量を表しています。

ぱっと見でわかるとおり、年々生産量は減っていることがわかります。

全盛期の1965年付近と比べると約7分の1くらいになっております。

これは鉛筆さんピンチです。

でも今でも年間2億本の鉛筆が製造されているようです。

案外一人一本分は軽くあります。

 

鉛筆のキャラクターっているのか?

誰もが知っている鉛筆ですが、そんな鉛筆をモチーフにしたキャラクターはいるのでしょうか?

私はみたことがありません。

さっそくgoogle先生に聞いてみることにします。

”キャラクター 鉛筆”で検索!

するとキャラクター入りの鉛筆ばかりヒットするではありませんか。

いや、鉛筆に書かれているキャラクターではなく鉛筆の形をしたキャラクターが知りたいんですけど。

では、"キャラクター 鉛筆型"で検索!

はい、こちらもキャラクター入り鉛筆の情報しかでてきません。

google先生ちゃんと仕事しろや!

いい給料もらってんだろうが!

もういい検索ワードが思いつきません。

適当に”鉛筆くん”で検索!

あ、ヒットしましたw

すごい安易な名前でヒットしてしまいました。

どうやらえんぴつ君のLINEスタンプがあるようです。

えんぴつ君 - クリエイターズスタンプ

また、鉛筆が主人公の絵本、その名も”えんぴつくん”ってのがありました。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%B4%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%93-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0/dp/4097263471

鉛筆さん主役になれてよかったですね。

さんざんぼろくそにいってすいませんでした。

注目されていないのは私のこのブログのほうでした。

えんぴつくんに負けなようにがんばるぞーw

 

サイコロの代用品としての鉛筆

側面に穴をあけてサイコロの代わりに使ったことあるひと多いのではないでしょうか?

六角形だからちょうどいいんですよね。

テストの選択問題で迷ったときとかに使ったりしますよね。

休み時間には自作すごろくで遊んだりとか、鉛筆さん万能です。

あとは出た数字によって今日の運勢を占ったりとか。