みなさま通勤電車をご利用されていますでしょうか?
朝の時間帯ぎゅうぎゅう詰めに押し込まれて早く解放されたいと思い通勤されていると思います。
また朝の時間帯なので急いでいる方も多いかと思います。
そんな中こんな状況になったことありませんか?
「後続列車が遅れているため時間調整で2分ほど当駅で停車いたします」
なぜ!?後ろを待たないといけないだと?ふざけるな―!!!!
って思う方も多いかと思いますw
そこで後続列車が遅れているための時間調整は本当に意味があるのかについて調べてみました。
後続列車が遅れているための時間調整は意味があるのか?
まずは東京メトロによる解説動画をご覧ください
調べてみると東京メトロによるこんな解説動画がありました。
ご丁寧にこんな動画を作っているぐらいなので苦情が殺到しているのでしょうw
後続列車から見た場合
まずは後続列車の立場で見てみましょう。
後続列車からみると、運転間隔調整のおかげで前方の駅でのお客さんが減り混雑が緩和されています。
また後続列車にお客さんが一極集中せず分散させることができるのでさらなる遅延防止にもなっております。
この動画を見ると確かに後ろの電車の混雑緩和に有効であることはわかります。
時間調整させられている列車から見た場合
一方、時間調整をさせられている列車について見てみますと、駅に停車しているので遅れる上に人が乗ってきて混雑します。
すなわち後ろの列車の為に犠牲になることになります。
なので時間調整をさせられている列車に乗っている人にとっては迷惑この上ない行為であり、大変損していることになります。
ふざけるなー!という感情が正しいでしょうw
根本的な原因は?
根本的な原因は鉄道を使う人が多すぎるもしくは鉄道のキャパシティーが低いことです。
もしも通勤時に全員が座れるくらい空間的余裕のある鉄道があったとしましょう。
そうすると後続列車が遅れていても待つ必要性がなくなります。
理由は簡単で遅れている後続列車に不自由なく全員乗ることができるからです。
なのでさらなる遅延も発生しません。
田舎の場合
今までの例は都会に住んでいる方限定のお話でした。
いちおう田舎の場合も見ておきましょうw
田舎の場合列車が来るのがこんな感じです
はい、後ろの列車が遅れているどころではないですw
そもそも後ろの列車というものが存在しません、おそらく車両倉庫にて待機しておりますw
ただ、特急列車が遅れた場合、乗り換え先のローカル線が待ってくれていることはあります。
田舎の場合上の写真のようにローカル線の本数がすごく少ないのでw
最後に
後続列車が遅れているために行う運転間隔調整についてみてきました。
運転間隔調整をさせられる電車にとってはデメリットしかありませんが、後続列車にとっては大変メリットのあることだとわかりました。
現状では運転間隔調整でしのぐしかなさそうです。
もっと大量に速く輸送できる交通手段ができればいいのですがw